最近は不要不急の外出を避けないといけないので、週2程度のスーパーへの買い出しが楽しみな二期部長です。「主婦じゃん!」というツッコミも、もはや聞き飽きました。
さて、みなさん「スパイス」にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
スパイシーという言葉や、香辛料という漢字のせいもあり、
「辛い」というイメージが始めに来る人は多いと思います。
学園祭で、スパイス部の販売する食品を宣伝していても、辛いのが苦手だからという理由で断られることが多くて、、、
しかしそれは間違いです。スパイスと呼ばれるもののうち、そのほとんどは辛みを持ちません。例えば、インドカレーには一般に数十種類のスパイスが使われますが、辛みのもとは、主にこしょうとチリペッパーの二種類です。
実は、この日本人の「スパイス=辛い」というイメージには、日本の特徴に関係があるのです。
スパイスは歴史的に、現在のような料理の風味づけに使うよりも、防腐効果、殺菌効果による保存に用いられてきました。広い大陸では、食料を遠くまで運ばなければならず、その過程での腐敗を防ぐ必要があります。
一方で、日本は海と山に囲まれた恵まれた地形のため、スパイスを防腐のために使う必要がありませんでした。よって、薬味として使うことが多くなり、それが「辛い」というイメージにつながっているといわれています。
実際に、日本のスパイスで有名なものといえば、わさびやからし、こしょうやショウガ、七味など、辛みを持つものばかり。これは「辛い」ってイメージになるのも頷ける。。
ということで、「スパイス=辛い」ではないことや、そのイメージの由来をわかっていただけたでしょうか?スパイスへの誤解が解けたり、スパイスに興味が出てきたという方がいれば、うれしい限りです!
二期部長 大野
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